ふりょ記

サークル『Koh's Factory』の活動報告ブログです。

撮影機材について

ついったーの質問のやつで、

Q:銃の撮影の際にはどのような機材を使っていますか?

というご質問を頂きました。

 

質問サイトをチェックしなくなって長い期間経ってから質問を頂いたのを見つけまして、今更で申し訳ありませんが、お答えします…(2018年現在の構成です。)

 

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A:デジタル一眼(EOS Kiss X5+キットレンズ)と、リモコン、PLフィルター、三脚、照明を組み合わせています。カメラを趣味にされている方が見ると、ショボいと感じられると思います…。銃と文献を買うので手一杯で、なかなか更新できません…

 

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撮影ブースはこんな感じです。部屋用の直管を4本置いています。力技ですね…下にトレーシングペーパーを貼ってディフューザーにしています。

 

私の経験則として…撮影時の重要度は 照明>三脚(撮影アングルと固定)>PLフィルター>カメラ という感じですね。いえ、単にカメラに詳しくないだけです…

 

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上の撮影ブースで、デジタル一眼とコンデジ、同じ条件で無可動実銃Vz58Vを撮ってみたのがこちらの写真です。一眼はリモコン、コンデジは2秒タイマーを使いました。デジタル一眼の設定がいまいち上手く決まらなかった…というのもあるんですが…一昔前のコンデジでもこんな感じの写真が撮れます。

 

 

 

 

 

 

 

銀玉鉄砲

更新日2021/04/04

 

実家で出てきた銀玉鉄砲です。ガンマニアになるずっと前、ごっこ遊びで買ったものですね。おもちゃを捨てられない子でしたので残っていました。弾(土のやつ)も持ってたんですが、流石にそちらは見つからず。

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今回出てきた銀玉鉄砲で個人的に好きなのがこちら。その1

明らかにPP系列のデザインなのですが、堂々とコルトです。コルトが拳銃の代名詞だった時代があったんですよね…。私は世代がずれてて映画と書物でしか触れたことがなかった文化なので、知らずにこういう物を持ってたというのはちょっと嬉しかったです

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今回出てきた銀玉鉄砲で個人的に好きなのがこちら。その2。

ピストルベースのブラスター風で、グリップのデザインが凄いです。トリガーガードに指掛けの突起が付いてるのも良いですね。

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■これも面白いんですよね~。スプリング突き出し式で、デタッチャブルマガジンになっています。

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バレル下にMP38・40系の意匠があるので、サブマシンガンっぽくしたかったのかもしれませんね。

 

 

 

 

イベントのお守り

コミケで一般参加の方から「良いですね」と言って頂いた、こちらのスタッフ証。

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結構前から付けて貰っているモノで、売り子さん曰く『お守り』。鉄砲について質問があった時は、こちらを見せてご理解頂いて、ブースに私がいる時は振ってくださいとお願いしています。

 

イベントではどうしても、ブースの中に居るイコール そのジャンルの方って思われることが多くて、相手が理解できない話を延々してしまう…理解できない話を延々聞かされてしまう…という状況が発生しがちなんですね。そういう行き違いを少なく出来たら…と思ったのが、これを作ったきっかけです

 

ちなみに、イラストは以前のグアム本でEXCEL先輩に描いていただいたものです。

 

 

三八式

Abemaの一挙放送で少女終末旅行を一気見したので、グアムで撃ってきたサンパチの写真を…。(2014 ワールドガンにて)

 

ユーの銃の元になったやつです。ちなみに、私が生まれて初めて撃ったボルトアクションライフルでした(初ピストルは十四年式)。予算の都合で.22LRの銃を選ぶ余裕が無かったので、初っ端からこれ…。

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弾込めです。ボルトの動きは非常にスムーズでした。そういえば、この時撃った個体は遊底覆(ダストカバー)が付いてませんでしたね。

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クリップも無かったのでバラ弾をポチポチ入れていきます。6.5mmいいですよね…。多分ノルマ製だと思うのですが、実弾射撃初日でビビっててヘッドスタンプを確認するの忘れました…。

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撃ちましょう。「暗夜に霜の降るごとく」…と、心の中で念じながらトリガーを引きます。ボルトアクションライフルは反動がストレートに来るので、銃によっては結構しんどいのですが、三八式は銃の重さと鼻先の長さ、適度なストック長(私にはとても良く合いました)、そして6.5mm弾のお陰でかなり撃ちやすかったですね。

 

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そうそう、撃ちやすいって話をすると「観光射撃場だからライトロードでしょう」って言われるんですが、ファクトリーロードをウリにしてるとこで撃ちましたので、この弾もファクトリーロード(もしくはそれと同様のレシピで作った弾)だったと思います…。こればっかりはお店を信じるしかないんですけど。

 

 

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ストレートのボルトハンドルは慣れてないので、ちょっと手間取りました…。薬莢を派手に飛ばしてしまわないようそろっと操作してたら、次弾装填をミスって空撃ち。不発!?遅発!?って冷や汗が出ました。遅発時の対応動作をしてからボルトを動かしたら、チェンバーが空っぽでうあーって思いつつホッとしました。

 

 

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ボルト周りとストック。

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ちなみに少女終末旅行の方は再現品なのでストックは木製ではなく樹脂製とのことです。ああいう終末の旅に1丁だけ持っていくとしたら、私もサンパチを持っていくかもしれませんね…完全に趣味で。SKSと悩むかもですが。あと、原作最終回付近のユーの行動も、なんとなく…よくわかります。

 

 

 

もうちょっと詳しいレポートはこちらに書きました。
isami-hama.hatenablog.com
isami-hama.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

飛天頑駄無超将軍 超白鋼仕上げ(再現)

公開日2017/10/14
更新日2021/04/04


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※注意:筆者は、子供の頃にガンダム好きだったのですが、今は追ってないので知識がかなりあやふやです。ご了承下さい。



某所で話をしていた時に、飛天頑駄無超将軍の話題が出て、そういえば昔、ボンボンの誌上通販品の『 飛天頑駄無超将軍 超白鋼仕上げ 』を持っていたなあ…って思い出しました。私は狂四郎世代でもプラモウォーズ世代でもない、ガンダム野郎世代なのです。あ、プレミアムバンダイのガンキラーも買ったんですけど、勿体なくて組んでいません…。


さて、懐かしくなって実家をあさってみたところ、ガンプラを纏めて入れた箱の中から残骸が出てきました。


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うあー勿体無い…まぁ…捨てずにブツが残っていただけでもマシな方でしょうか。しかし、原作ではほぼ全部銀色なのに、普通に付属のシールを貼っちゃってる辺りも子供ですね。



最近、プラモデルをめっきしてくれる業者さんがいるというお話をよく聞くようになりまして…いえ、最近って言ってもここ10年くらいの話なんですけどね。「やってみたいけど、自分はめっきして貰うモノがないよなー」って遠目に見ていたのでした。今回引っ張り出したブツを見ていたら、あれ…? 通常生産品をめっきして『超白鋼仕上げ』を再現出来るよね…?って思いまして。


検索をしてみると、結構現実的なお値段でめっきしてくれる業者さんが見つかりまして、それじゃあ試しにやってみましょう!ってことに。


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さて、ベースとなる通常版が届きましたよー。箱を開けるとトリコロールカラーのランナーが出てきました。通常版はこんな感じの色分けだったんですね。


これを銀めっきにします。つやありかつや消しか迷ったのですが、オリジナルを見ると兜の中がつやありだったので、あ、これガワは経年劣化で、元はつやありだったんだーって、つやありでお願いすることにしました。これは後で間違いと判明することになります。



今回お願いするのはきらきら工房様( http://kirakirakoubou.ocnk.net/ )です。こちらは基本的にランナーごとの料金計算なのですが、色プラは色ごとにカットして分割して1枚になりますので計算時に注意です。今回も実際のランナー数は3枚ですが、色ごとに分割すると6枚になりました。色プラがここでネックになるとは…。まぁ1枚あたりの加工工賃が安い(このサイズのつやありシルバーは1枚360円でした)ので、そこまで気になりません。失敗時のリスク込みとは言え、1品モノの蒸着めっきでよくこのお値段で…ってびっくりです。お願いする前は勝手に、ランナー1枚3000円とかでしょ?ってイメージしてたので…。あとはコレに送料(往復)と、代引き手数料が追加されて全部です。(注:2021年現在は価格改定で1枚500円となっています。それでも安いですね。)


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上がってきました!すごい!きらきら!(小学生モード)。ありがたいことに、ホコリの巻き込みやめっき不良等はほとんどありませんでした。ただ、本体と関係ない、(私が)素手で触ったランナー部分にはめっきが乗っていないところがありましたので、思った以上に気をつけて触らないとダメだなって思いましたね。


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組みましょう! ああっ…なんかテンションが上がってしまって作業中の写真が残っていません…。あ、あと筆者はプラモデルほとんど作らないので、めっきモデルの湯口処理やパーティングライン処理は相当適当です…これも子供の頃の追体験ということでご了承下さい…。


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さて、出来上がりました〜!

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ひゃーかっこいい! ただ…写真撮るの無茶苦茶難しいです…。

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組んでから知ったのですが、オリジナルのほう、実際は経年劣化じゃなくて、つや消しとつやありの二種のめっきだったんですね。ああ!今更なんですが、当時、届くのを楽しみにしてて、箱を空けて「なんでにキラキラじゃないの…?不良品?」ってショックだったの思い出しました…!


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あれ、意図的なつや消しめっきだったんですね!あの頃(小4)はめっきはキラキラなのしか無いって思ってました…。大人になった今だと、ギンギラよりもつや消しシルバーいいですよね…って感じなので、子供にはちょっと早かったのかもしれません。ただ、SDガンダムって、こういうちょっと大人な雰囲気を出してくるのが昔から好きでしたね。


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えっと…そんなわけで、オリジナルの仕様とは違っちゃいました。ただ、結果的にですが、子供の頃楽しみにしていたモノ(楽しみにしてたことすら忘れてましたが)を24年目にして手に入れられたわけなので良かったです〜。




※余談
オリジナルは大牙頑駄無超将軍の金めっきパーツを流用してある程度の形にしました。形になってから、これも子供の頃やりたかったなーって思い出しました。当時、超白鋼を買って貰ったんで、大牙の方は欲しいって言えなかったんですよね…。

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BAR

BARって聞くと、どうしても鉄砲の方のBARを思い浮かべちゃうんですよね…。(2014 ワールドガンにて)
 
 
BLACK LAGOONヘンゼルとグレーテルの様に、印象的な使われ方をされることのある銃ですね。軽機というカテゴリがまだ固まる前の銃でありながら、大量に配備されたという面白い立ち位置の銃でもあります。
 

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今回射撃したのは、クローズドボルトのセミオートでしたので、恐らく、Ohio OrdnanceのM1918A3SARだと思います。

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なので、軍制式モデルとは撃ち味が違いますのであしからず…。ぐぐると出てきますが、かなりいいお値段の銃ですね

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レシーバー周辺。良いお値段するだけあって仕上げが綺麗です。

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ボルトハンドルは左側で、後ろに引っ張る時だけボルトとリンクします(作動中は動きません)。元設計がブローニングの銃なので、らしい…と言いますか、全体的にシンプルな印象を受けますね

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マガジンに弾を入れていきます。ZB26やブレンガンに慣れてると、BARのマガジンはちょっと華奢に感じますね…。装弾数は20発。今見ると少なめに感じますが、BAR開発当時はボルトアクションライフルが主流でしたから、驚異的な火力でした

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まずは伏射。銃が重いお陰で、.30-06を使うにも関わらず撃ち味はマイルドでした。

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ただ、撃ち終わって銃を持ち上げようとしたときに、うっかりチェンバーの部分を握りこんでしまって熱い思いをしました…実銃じゃないと体験出来ないことですね。

 

 

立射。

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流石に8.8kgある銃ですので、構え続けるのはしんどかったですが、重量のお陰で立射でも反動のコントロールが楽でした。今回はセミオートのみでしたが、このくらいだったら確かにフルでもなんとか撃てるんじゃないかな…?と思いましたね。
 
 
 

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もうちょっと詳しいレポートはこちらに書きました。
isami-hama.hatenablog.com
isami-hama.hatenablog.com