ふりょ記

サークル『Koh's Factory』の活動報告ブログです。

ライフルスタンド

ライフルスタンドを作ってみました~。

 

メインのスタンドが手狭になってきたので、補助的なのが欲しかったんですよね。 キャスター付きがあれば…と思ったのですが、既製品だとあまり条件に合うのがなくて、じゃあ作ろうと。

 

ぱぱっと描いた図面の一部です。寸法図は自分が読めればいいやーと雑に描いたので伏せておきます…。

 

材料はこんな感じ。メインは既製品の木製台車を流用しました。パーツ単位で買って作るより安いんですよね…。

他の部品もパイン材をホームセンターでカットして貰ったり、棚の支柱を流用したり、お手軽です。

 

台車は持ち運び用の穴が空いているので、端材を使って埋めました。

写真を撮り忘れたのですが、裏側から固定しています。カーペットを張ってしまうのでこれも適当です。

 

仕切りの棒を作ります。

丁度支柱のスリットに合う直径18mmのものがあったので、これをカットして端面を丸くしました。2枚目は後で一本足りないって気づく前ですね。

あとは図面どおりに組み立てて、タイルカーペットをカットして張ったらできあがりです。 他の木工だったらオイルやニスで仕上げをするのですが、木製ストックの銃を立て掛けることもあるのでちょっと怖いんですよね…。なので、エッジを丸めるだけで完成としました。

 

 

 

 

新刊のおしらせ

だだくさ小火器店は、私の仕事の都合により、未だコミケの参加は自粛させて頂いております。ただ…ここまで連続してコミケ出られないのはほんとにしんどくなってきたので、新刊を作りました。

 

 

詳細はこちら

isami-hama.hatenablog.com

 

ちなみに、こちらの記事をベースに色々足して膨らませたものになります。

koh-zb26.hatenablog.com

 

 

 

 

 

ガン&ガール イラストレイテッド アサルトライフル・バトルライフル編

『ガン&ガール イラストレイテッド アサルトライフル・バトルライフル編』今回も解説などで色々お手伝いさせて頂いてます!

アサルトライフル・バトルライフルの進化の流れに触れていただける一冊となっております。素敵なイラストがいっぱいですので、是非是非どうぞ!

 

見本誌が到着しました! こうして本の形になっているのを見ると、喜びもひとしおです。本日(2022/10/24)発売です!楽しんで頂けましたら幸いです~。

 

今回の本も、幅広い年代の銃をご紹介しています。現用モデルも多めに取り上げておりますので、是非是非どうぞ~。

 

千束ガバの時にケース用にと買ったベロア生地ですが、今までの苦労はなんだったんだレベルで写真撮りやすいですね…。今回は追加で買った青を使ってみました。M16は映画 フルメタル・ジャケットでおなじみのトイガンです(SMG刻印入り)。

 

 

アサルトライフルの歴史をひもとくと絶対触れることになるM1カービンとSKSも収録しています! 是非是非どうぞ~。

 

Kindle版も発売です!古今東西 いろんな銃が詰まっていますので、是非是非どうぞ~!

 




 

 

 

 

 

 

千束のM1911系カスタム(っぽいの)

千束のM1911系カスタム(っぽいの)を作ってみました~

 


※注意

・ファンが個人的な楽しみとして作ったものです。

・3話時点で作り始めたので、その近辺の描写を参考にしています。また、立体にするにあたり、アレンジ(私の勝手な妄想)をかなり入れているので「っぽいの」とさせて頂きます。

・解説4700文字くらいになっちゃったので、飛ばして写真だけ見て頂いていいです。

 

改修版を使って解説を行った同人誌を作りました。よろしければどうぞ~。

isami-hama.hatenablog.com

 

リコリス・リコイル、私は3話放映時に見始めて、いい…ってなりまして、そういやウチにガスブローバックのデトニクスあったな…作ってみようかな…?と、軽い気持ちで作り始めたのでした。

 

たきなのM&P風と一緒に。家にあったので勢いでスライド塗っちゃいました。作中ではサイトも銀色っぽいのですが、とりあえず実銃の文法で黒いままにしています。

 

部屋に転がっていたケースに布を張って入れてみました。

 

クリス ベクターが出てきたので、あわせて撮ってみました~。

11話、KSGが出てきましたね~。 グアムで撃って惚れて帰国後すぐ買ったトイガンを引っ張り出してきました。

 

■細部を見ていきましょう

使った部品は最後にまとめていますので、気になる方はそちらをご参照ください。

今回の工作は外観の変更のみで、BB弾発射機構に関わる部分は素のままで手を入れていません。ベースの性能が元々良いですからね。


・コンペンセイター(コンプ)

外観上いちばん特徴になっているカスタムパーツですね。銃口から吹き出す燃焼ガスの一部を上方に吹き出すことで、弾丸発射時に跳ね上がろうとする銃口を抑える部品です。
 

普通は銃身に取り付けることが多いのですが、千束のガバはフレーム側に付いています。

 

横に付いてる謎の斜めスリットなのですが、私の解釈でマズルブレーキの一部とさせて頂きました。

 

スリットがコンプの内部を貫通していて、斜めの部分に燃焼ガスが吹き付けられることによって、銃を斜め下に押し下げる力が生まれる…という感じかな…?と。PPSh41のマズルブレーキみたいな感じですね。使い終わったガスは横スリットと上部に排出というところもPPSh41と一緒です。

 

直角の長穴を切削で空けるのは難しいので、ここだけワイヤー放電加工かなーと想像しながら作りました。そうそう!塗装の際に後ろの穴からスプレーを吹いたら、上方・左右・前方に綺麗に塗料の粒子が抜けて感激しました。

 

コンプの取り付け方がわからなかったので、今回はフレームの下からねじ止めとしています(多分作中と一番異なる部分だと思います)。

ダストカバーごとごっそり外れるのでは?(根本の四角い部分は分解ボタンでは?)とか妄想したのですが、流石にトイガンベースではちょっと難しいので…。

ちなみに、コンプの面取りはデトニクススライドに合わせて同じくらいのR面取りにしています。後述するグリップがまるっこいので、こちらも合わせたほうがいいかな…と。

ただ…徐々に作中の描写でわかってきた感じだと、45度でスパッと切ってるっぽいですね…このへんは完全に私の手癖です。すみません…。

 

 

・ストライクフェイス

ガバ含めショートリコイル作動の銃は、銃口部分を前からぐっと押してスライドが下がると、ディスコネクターが作動します。

こうするとトリガーを引いてもハンマーが落ちず、撃てなくなってしまいます。

写真にするとほんのちょっとなんですけどね。

 

映画・独立愚連隊の一作目で佐藤允が「こうすりゃ瞬間撃てないってこと聞いてたもんですから」ってやってたやつですね。実はあのシーンで使われていたの、ストレートブローバックのM1910なので普通に撃てちゃう(M1910だとバレルをうまく避けてスライドだけ押し込まないといけない)んですが…というのが一昔前のガンマニアの共通ネタでしたね。独立愚連隊は、個人的に二作目の「西へ」が好きで…っと、話がそれました。

 

千束のガバは、コンペンセイターがフレーム側に取り付けられているので、銃口側を対象にぐっと押し付けてもスライドが下がらない(ので撃てる)ようになってるんですね。

5話でこれを活かした使い方をしていて、おおっ!ってなりました。

 

先端にトゲトゲを付けるのはアランズィッタのカスタムが有名ですね(ストライクガンなど)。先端を対象に押し付けた時に滑らないように…だったと思います(すみません、このへんうろおぼえです…)。

 

 

・グリップ

今回一番たいへんでした… 完成のビジョンがなかなか思い浮かばず、何日もかかりました…。

ガバってフレームの後部にメインスプリングハウジングがあるので、この部分を覆ってしまうオーバーサイズグリップってほんとに少ないんですよね(グリップ前方を覆うのは結構あります)。

検索しても例が全然見つかんないんですよね…。70年代の雑誌資料だと見つかるかもしれないのですが、流石に一冊ずつ探すのはちょっと大変なので…。

そのままオーバーサイズにしてしまうと、自分が思い描いてるライン(シルエット)にならないので、どうしようかな…と、かなり試行錯誤しました。

女の子が持つ銃ですから、あんまり大きなグリップにはできません。私自身、手が小さいのでこのへんは嫌でも意識してしまいます。あと、作中のシーンでグリップセフティが見えたので、作動する(握り込める)寸法にしないといけないなあ…と。

 

結局、フレーム後部とメインスプリングハウジングを削ってスリムにして、そこにグリップを被せるという方法で再現することにしました。

実銃M1911ではRound Heelと呼ばれているカスタムの応用ですね。フルサイズのM1911フレームだったら、もうちょっとカーブをきつくできたのですが、今回は約10mm短いV10フレームをベースにしているので控えめになっています。

 

グリップの材質は木で再現するのは諦めて(強度を確保しようとするとかなり分厚く、握り辛くなっちゃうので…)、こういう色の樹脂を使っているということにしました。

実際ターゲット競技方面で、こういう色のガバ用プラグリップがありますね。興味のある方は1911 target gripで検索してみてください。

モノができて握ってみると、これが意外といい感じの握り具合でびっくりでした。ワルサーP38やSIG P210をちょっと太くした感じ?…あ、M92FSにも似てるかもしれません。

あのグリップ、太っちょで賛否が分かれるんですけど(私も手が小さいのであんまり…)、グリップ後部の手のひらに当たる面積が大きいおかげで、体感反動が和らぐんですよね。これはグアムで実際に撃って感じました。

このカスタムはM92と違ってトリガーリーチがM1911と同じなので、手が小さくてもトリガーを引きやすいのです。

 

・左グリップの突起

ここも悩んだ部分です。千束は戦闘時にマガジンを頻繁に交換します。ガバはシングルカラムで弾数が少ないですからね。

個人的に、ガンアクションの醍醐味ってマガジンチェンジのシーンだと思っているので、千束が頻繁にマガジンチェンジしてるのすごく好きなんですよ。

グリップに突起を付けるとして、この突起がマガジンキャッチを押す際に邪魔になるのはよろしくない。作中の描写とすり合わせて色々考えて、この場所と形にしました。

作る前は、どうだろう…?って思っていたのですが、実際に両手で構えてみると、左手の母指球(親指の根本)が丁度引っかかって構えやすいことがわかって驚きました。

作中の描写では右グリップにも突起がついているようなのですが…実際やってみると握りにくかったので今回はつけませんでした。

 

・トリガー

作中の描写から、これかな?と、M45A1のロングトリガー(穴なし・黒)を選びましたが、普通にデトニクスのトリガーを黒く塗るだけでよかったかもしれません…。

 

・グリップセフティ
作中の描写を見ると、ビーバーテイルではなくデトニクスのようなテールなしになっています。すごく珍しいですね。この部分のお陰で銃のシルエットが特徴的なものになっています。

使えそうなパーツは当然ありませんから、MEUピストルのものを加工してそれっぽく仕上げました。

スが出てきたら面倒だな…って思いながらテールをぶった切ったんですが、杞憂に終わってよかったです。

ぱっと見た感じでV10のグリップセフティは肉厚が心もとなくて、MEUのものを使ったのですが、V10のを加工しても同じになったかも…。

ちなみに、フレーム側も少し削って違和感が少なくなるようにしています。

 

 

・バレル
作中ではコーンバレルではなく、段差付きの面白いものを使っていますね。実銃M1911用のカスタムパーツでもマイナーですが存在します。

今回は、デトニクスのインナーバレルからスプリング類を取り外して、Oリングを一回り小さいものに交換。あとはMEUのアウターバレルをぶった切って作りました。

Oリングだけだとガタが取り切れなかったので、アウターバレル先端に3Mのメインディングテープを巻いてガタ取りをしています。劣化しにくいのでこういったカスタムに便利なんですよね。

 

コーンバレルよりも段差がありますが、一応問題なく作動しますね(塗装剥がれが嫌であんまり撃ってないので、あとでなんらかの問題が出るかもですが…)。

描写によってはエジェクションポートから見える部分だけ銀色っぽく見えることもあるのですが…とりあえず黒のままにしています。

 

 

 

 

・フロントサイト
最初、そのままデトニクスのサイトを使う予定だったのですが(アリミゾ加工やりたくなかった)、実際にコンプを付けて構えてみると、どうも収まりがよろしくないとわかりました。そのときは未塗装だったので、狙うとコンプが悪目立ちしてサイトが見づらいな…って。感覚的なものなんですけど、やってみないとわかんないもんです。

結局、別のサイトを載せるため、アリミゾ加工をすることに…手やすりです

アリミゾ加工後、デトニクスより2mm高いMEUのフロントサイトを載せました。見栄えがいいようにサイト基部を左右数mm削っています。

 

 

・リアサイ
ストライクウォーリアを持っていないので、ノバックっぽい形で新造しました。

フロントサイトが高くなったので、それに合わせて高さを調節したのですが…ちょっと大げさになっちゃったので、ディスプレイ用は1mmサイトの高さを下げています。

 

 

・マガジンバンパー
ねじを空けるのが難しかったので接着。ねじはダミーです。ガス版のねじが一つ足りないのはガス注入口です。

見せる用はモデルガンのデトニクスから(昔ジャンクで2000円で買ったやつ)。V10フレームで使うには短いのですが、ぱっと見だと違和感ないですね。

モデルガンはトイガンアレンジでちょっとフレームが長いのでそのおかげでしょう。

 

 

・ちなみに、組む前の中身はこんな感じです。

V10のグリップフレームに無理やりデトニクススライドを載せているので、ダストカバー部分の寸法が足りません。コンプ側の肉厚を増やすことで対応しています。

グリップフレームはV10ですが、スライドとの噛み合わせの関係でインナーフレームアッシーはデトニクスのものに交換しています。ちょっとマガジンが引っかかる感があったので、干渉部を面取りしました。

スライドとフレームの刻印消しが地味に大変でした…今回はウェーブの黒い瞬間接着剤で作業したのですが、そういや溶かしたABSを使う手もあったな…って途中で気づくという。塗装はブラックスチールを使っています。

 

■まとめ


こんな感じです~。軽い気持ちでスタートしたのが、想像以上に大変でした!実際に形が出来る度に「なるほど!この方法だと実現できる!」ってことが多くて面白かったです。きちんと考えてデザインされたカスタムガンですね。

 

グリップあたりで完成が見えなくなってちょっとめげそうになったのですが、その度に本編を見返してモチベーションを回復しながら作りました。外連味たっぷりなガンアクションが素敵ですし、千束とたきなの関係性と会話がすごくいいんですよね…。

 

久々に手を動かして物をつくることが出来て、とても楽しかったです!

 

 

 



 

 

 

■簡単なパーツ構成メモです
(興味のある人向け)

パーツ流用
・スライド…デトニクスを小加工
・スライド内部パーツ…デトニクス
・インナーバレルアッシー…デトニクス
・インナーフレームアッシー…デトニクスを小加工
・ハンマー…デトニクス(黒く塗装)
・アウターバレル…MEUをカットして部品追加
・フロントサイト…MEUを小加工
・スライドストップ…MEU
・グリップセフティ…MEUを加工(V10を加工でもいいのでは?)
・グリップフレーム…V10を小加工
・メインスプリングハウジング…V10を加工
・ハンマーストラット…V10
・マガジン…V10
・トリガー…M45A1(デトニクス用を黒く塗るだけでいいのでは?)
・グリップスクリュー…GUARDER(手持ちで銀色が無かったので)
その他、ピンやスプリング等の細々したパーツはデトニクス

新造
・コンペンセイター
・グリップパネル左右
・リアサイ
・マガジンバンパー

 

 

■おまけ その1

今回使った工具類です。

ごく普通なものばかりで、特殊な工具は全然使っていません。あ、この写真では抜いていますが、紙やすりもかなり使っています。

今回、利点は知りつつもなかなか手が出なかったマルチアングルバイス(ホビー万力)を導入しました。なんかホームセンターで2000円くらいで売られていたのを見かけまして…パッケージもブリスターパックでびっくり。勝手なイメージで、こういうのはニッチな商品で高いんだろな…って思いこんでました。

誇張でなく、やすり作業の精度が倍に、疲労が半分以下になりました。これが無かったら手やすりでアリミゾ加工をやろうなんて思わなかったですね。もっとはやく買えばよかった…。

 

 

■おまけ その2

余った部品を組み合わせてコンパクトを一丁でっちあげてみました。

 

スライドに合わせてダストカバーを切り詰めただけのお手軽改造です。スライドの可動域がちょっと余裕無いので、その辺は要調節ですね。ベルトクリップもあるとよさそう。

千束ガバと並べてみました。ガバはこういうことができるので楽しいですね。


 

 

写真リハビリとブースの改良

ここ数ヶ月仕事で忙しくて全然写真を撮れてなかったので(折角レンズ買ったのに…)、リハビリで撮ってみました。フルサイズUZI良いですよね…

 

 

 

写真リハビリ その2 ベルトクリップが安く手に入ったのがきっかけで組んでみたガバ(ガスブローバック)。私は手が小さいのでショートトリガーの方が好きです。

 

 

写真リハビリ その2 ガバ 別アングル

 

 

 

このへんで火がつきまして、撮影ブースの再構成に手を付けることにしました。

 

以前の構成はこんな感じ

koh-zb26.hatenablog.com

割と無茶苦茶な構成と言いますか…とりあえず的に立ち上げたものをずるずると何年も使ってしまいまして、ずっと改良したいと思ってたんですよね…。

とりあえず…照明の保持部を作り直して、高さ調節と位置調整を出来るようにしました。金属製も検討したのですが予算的にも加工性的にもしんどかったのでパス。

 

ホームセンターでいい感じの棚素材が売ってたので、これを柱にしました。ぱぱっとバラして収納できるようになったのも改善点ですね。

まあ…そんなに頻繁にバラすことは無いと思うのですが、棚用のナットを入れています。(加工すごいめんどくさかった…)

 

組み立てるとこんな感じ。直管蛍光灯やめたら?という気持ちもあるのですが…サークルのスタイルになっちゃってるので急に変えるのはちょっとむずかしいです。(立ち上げから全部やり直しになるのが面倒なだけですが…)パキっとした画が好きなので、今後LED化はしたいですね。

 

スイッチを入れるとこんな感じ。カメラの絞りの関係で暗く見えますが、実際はすごく明るいです。

 

ディフューザーがまだなのですが、試しに一枚パチリ。

 

 

 

 

ディフューザーの枠と接続部を作りました。蛍光灯の交換ができるよう、今回はこの部分も着脱式にしています。

 

取り付け基部はこんな感じです。プラの弾性だけなので念のため紐かなんかで縛っといたほうがいいかも…。

 

ディフューザー布。なんかAmazonで売ってた安いやつです。前はトレーシングペーパーだったのでちょっと進歩しました。テープで貼り付けて一旦完成(てきとうですね…)

 

できあがり。

 

 

ディフューザーを付けた状態でのテスト撮影。

うーん…パーカーライジングの銃だとあんまり変わった感じがしませんね…。とりあえずこの設定で幾つか撮ってみることにしましょう。

 

 

 
ブルー仕上げの銃(PM63)で比較してみました。 おおー結構雰囲気変わりますね。
 

補助照明用のタップなどを取り付け。ひとまずこれでよしとしましょう。あとは運用しながら改良していきます。

テスト撮影。志摩リン with スクーター 1/10 フィギュア。かわいい…

 

 

 2022/08/16

実は今もちまちまブースの改良を続けています。

今回は真上から撮影する用のアームを照明台に取り付けてみました。 ……照明台側の剛性が無いので、すごい揺れますね。オートフォーカスの振動を拾ってしまうレベル。これはちょっと再考が必要です。

テスト撮影。被写界深度は浅くてもいいのでF値を下げて、シャッタースピードを上げて振動の影響を少なくし、撮影してみました。
 

 
 
 

 

 

 

Cz52ピストル

以前撃ったCz52ピストルの写真を。(2014 ワールドガンにて)

 

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Cz52はチェコスロバキアの戦後第一世代オートマチックピストルで、MG42でお馴染みのローラーロッキング(フルロック)を搭載という、かなり尖った設計です。
 

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中身は凝っていますが、外観はとてもシンプルでスマートですね。
 

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ショートリコイル作動ですが、ティルトバレル式ではないので、スライドを引くとバレルはまっすぐ後退します。

 

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フレームの右側面に、チェコスロバキア軍へ1954年に納品された刻印がありました。
あと、この個体は00年代にアメリカにどばっと入ったチェコ軍放出品のようで、(チェコ製・7.62トカレフ弾使用)と後付刻印が打たれていますね。
 

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スライド後端。チェコ製ですが、外貨獲得用の輸出モデルではなく、自国の軍隊用に大量生産したものなので、仕上げは結構荒いですね。こういう純軍用な雰囲気も好きです。
 

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さて、撃ちましょう。今回撃った弾はチェコ産の.30トカレフ弾でした。マガジンの斜めスリットがモダンで格好いいです。50年代の銃なんですよねコレ…

 

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撃ちます!スタイルで混乱しがちなのですが、PPKサイズではなくP38と同じ位のサイズ感です。特にグリップは、私には少し大きい…。
 
トカレフ弾を撃つので当然ですが、反動は9mmパラベラム弾の銃と比べて結構大きめでした。でも、じゃじゃ馬かというとそうでもなく、コントロール出来る範囲です。
 

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1回だけ、反動でマニュアルセフティを動かしてしまうというミスがありましたが、それ以外は特に問題なく全弾撃ちました。
 
この銃は昔EXCEL先輩に教えて貰って以来、ずっと好きな銃でしたので、撃てて嬉しかったです!

 

PS90

以前グアムで撃ったPS90の写真を。(2019年にグアムのGOSRにて)

 

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北米の民間市場用P90ですね。ロングバレル化、セミオート化などの仕様変更をされて販売されたものです。

 

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にゅーんと伸ばされたバレル。5.7mmx28弾は、P90のバレル長に最適化されているので、長くしてもメリットは殆どありません。(パウダーはP90のバレル長で燃え尽きてしまうので、弾速は殆ど上がんないんだとか。)純粋に法対応の為ですね。

 

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社外品で、これを隠すためのフェイクサプレッサー(消音機能の無い形だけのサイレンサー)も売られています。

 

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アッパーレシーバー。実銃の鋳物感すごいですね…。

P90は本来後方部隊用として開発された銃なので、製造しやすいように設計されていました。 発表直後に冷戦が終わって数が出なくなっちゃったので、結果的に高くなってしまいましたが…。

 

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左から、9mmx19(9mmパラベラム弾)、5.7mmx28(今回撃つ弾)、5.56mmx45(アサルトライフルでよく使われる弾)です。5.7mmはマガジン内での滑りを良くするため、薬莢にポリマーコーティングが施されています。左右の弾と比べると光沢が違いますね。

 

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弾をマガジンに入れていきましょう。

 

 

EXCEL先輩が難儀してるのを見て、え~先輩マジっすか? 貸して下さいよ~ってやってみたのですが、すみません難しいですねコレ…ってなりました。

 

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カートを入れる時に結構コツが必要でして…。前のカートを次のカートで押し込む時に、ある一点を押し込まないといけないのですが、その場所を感覚的に掴むのがなかなか難しかったです。

やっぱり実際やってみないとわかんないものですね。 コツが掴めるとスルスル入って、よく出来てるなあ…って思いました。

 

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レシーバーの、マガジンの丸いところを収める部分。マガジンハウジングって言って良いのでしょうかね。 シンプルな形のボルトがチラッと見えています。折角なので分解させて貰えばよかったです…。

 

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ボルトを後退させて、手で作動させるヒンジ式(蓋式?)のボルトストップを作動させたところ。薬室が見えますね。この機能は元々P90には無くて、北米展開にあたって追加されたものだったと…思います。

 

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実射~ちょっと独特な射撃感ですが、とても撃ちやすいです! 今回はオープンサイト?(横からだとわかりませんが、レールに内蔵されているのです)で狙ったのですが、銃口が殆ど跳ねないので、対象をポイントしたままパスパス撃てるんですね。これはフルでも撃ちやすいだろうな…と。
 
P90の撃ちやすさって、なんやかやで5.7mm弾の恩恵でしょ?って思っていたところがあったのですが…。 実際に真後ろに来る反動・跳ねない銃口を体感してみて、この一見奇抜なスタイルは、やっぱり伊達じゃないんだな…って思いました。理想的な直銃床ですからね。 やっぱり形には理由があるんだなぁと。
 
 
 

もうちょっと詳しいレポートは、こちらの本でどうぞ~。

isami-hama.hatenablog.com

 

 

同じ弾を使うファイブセブンピストルのレポはこちらです。