暁美ほむら PX4
公開日2017/05/10
更新日2021/04/04
まどか☆マギカ 叛逆の物語〜。大好きな作品で、今でもたまにBDを引っ張り出しては見ています。
EXCEL先輩の HOMURA WEAPONS PLUS 増補版- のお手伝いをした時に、銃の同定で何回も劇場に行きましたね…。精神的にかなり参ってた時だったのでありがたい映画でした。入稿前日、カラシニコフの訃報があって凄くショックな中、原稿を書いてたのを覚えています。
さて。そんな叛逆ですが、ガンアクションシーンで、カスタムPX-4が出てきたんですよね。マミさんとの戦闘中に取り出した銃の中のひとつで、二丁拳銃で落ちながら戦っていました。マミさんのソウドオフ水平二連をマズルウェイトではたき落とすシーンがとても格好良くて、何時か作ってみたいと思っていたのです。コンプなしの純粋なウェイトってのが実戦向けって感じで好きなんですよね※。
※コンペンセイターは、競技時の跳ね上がり防止にはとても効果的です。しかし、ブラストが上部に吹き出すので、様々な姿勢・状況で撃つことになる実戦では顔にブラストが当たったり、暗がりで撃つと急に目の前が明るくなって瞳孔が狭まったり(撃ち終わると見えづらくなってしまう)という問題があります。
と、いうことで…ガスブローバックのトイガンをベースに、このほむらPX-4を作ってみることにしました。
まずは設計。劇中の仕様を参考にしつつ、1/1で違和感が出にくいようアレンジ(勝手な妄想)を入れてあります。
実は図自体はかなり前に描きかけていたのですが、忙しい時期と重なってしまって塩漬けになっていたのでした。その間に出力代がどんどん下がったので、結果オーライです…。
出力されて上がってきた品物。真っ白なので写真撮り辛いですね…。
仮組み。ウェイトの固定位置を少し(1.3mm)間違えたことに気づいたのですが、気づかないフリをします。
ちなみに…一緒に映ってるプラスチックの筒はアウターバレルの延長材料(ABS)。プラノコでカットしてプラリペアで適当にくっつけました。すみません…今回の工作は超てきとうです。
バレルが出来たのでこれも仮組み。白いパーツが混じっていると試作っぽさが出ますね。あ、塗る前のバレルの写真撮り忘れました…。
スライドを引くとちゃんとバレルが引っ込みます。見栄え優先でウェイトの前面から少しバレルを出したのですが、実戦を考えるとツライチの方が良いかもしれません…。
塗り終わりました。今回はSDN染色ではなく染めQを使ってみました。重ね塗りが必要ですが、このくらいのサイズのモノを単品で作る場合はこっちの方が楽ですね。バレルはブラックスチール。継ぎ目は表から見えないからって手抜きすぎですね…。
ちなみに、マガジンの延長部分はエクストラマグではなく完全にダミーです。マガジンスプリングの設定がめんどくさいので(弱くなるとスライドストップがかからなくなるので)、そのまま流用しました。
組み上がりました〜!
100発くらい撃ってみましたが、いまのところ継いだバレルが折れる様子もなくて安心しました。(こういうこと言ってると折れるんですよね…折れました)。
上から。
フロントサイトはウェイト上に移植。空いた溝にはプラ片を詰めています。
下から。
ウェイトの固定ねじは元々六角穴付き止めねじを想定して設計していたのですが、丁度合うマイナスねじが出てきたので使ってみました。
92系を置いて比較。今回特に意識せずに、この位の寸法が綺麗かな〜?って全長を決めたんですが、こうやって並べてみると全長がそっくりで驚きました。
無意識的に、ベレッタはこのくらい…ってのが自分の中にあったのかもしれません。
てなわけで、ほむらPX4でした〜。
やっと作ることが出来て良かったです。
ほむらが使ってた銃が揃ってきたので(色やモデルはちょっと違いますが…)記念撮影してみました。
おまけ
サバイバルゲームに持っていったところ、射撃中に折れました。のべ300発は撃ってるので、接着だけでよくここまで持ってくれましたという感じでした。
その他のほむらが使った銃はこちら
koh-zb26.hatenablog.com