SVT
トカレフが作ったオートマチックライフル、SVT-40です。(2014 ワールドガンにて)
お店のHPに載っていなかった銃で、現地で見つけて最初は展示品だと思ってたのですが、もしかしたら…と聞いてみて普通に撃てる銃と言われてびっくりしたのでした。
薬室周辺。薬室の真上に、ピストンロッドが飛び出す穴が見えますね。ガス圧で押されたロッドがここから後方に飛び出して、ボルトキャリアー(スライド)を動かします。 実は実弾射撃初日に撃った銃なので、緊張してて写真が少ないです…。
マガジン。のペーっとしててちょっと頼りないです…実際、SVTはマガジン周辺の信頼性がネックの一つでした。あ、側面に入っている刻印は元々入っていたものではなく、北米に輸入された際に入れられたものだと思います。
ボルトハンドルのこの肉抜き、いいですよね…。
さて、撃ちましょう!実際撃ってみると結構撃ちやすくて驚いた銃でした。流石にフルサイズのライフル弾ですから、反動は強めなのですが、ボルトアクションライフルの様なストレートな反動ではなく、一拍置くような感じ。グリップが細身で握りやすかったのも好印象でした(私は手が小さいので…)。
運良く薬莢が写った写真。作動についてあまり評判の良い銃では無いのですが、結局、20発射撃してジャムは1回(スライドの後退量不足による装填不良)でした。流石に20発程度でこの銃の作動を語ることはできませんが、多いと言われていた作動不良を体験出来たのは良かったですね。
あくまで私の想像ですが…反動のマイルドさとグリップの握りやすさを考えると、女性狙撃手が好んだのは案外こういう点もあったのかも?…と。隠れて撃つ類の狙撃で使うと考えると、一発撃ったらその日はもう撃たない(or逃げる)のが殆でしょうから、作動はあまり気にされなかったのかもしれませんし
三八式と一緒に
もうちょっと詳しいレポートはこちらに書きました。
isami-hama.hatenablog.com
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