サドルマグ分解

公開日2012/01/15
更新日2021/04/04

一昨年…ってもう２年前！？に、ストライクウィッチーズ見て購入したMG15/34用サドルマグですが…

最初は壊れるのが怖くて分解できなかったんですが、何度か車で運搬したので、振動でねじ緩んでたのを発見。締めなきゃー あれ？よく考えたらコレ逆にも回せるよなー 回った！…てなわけで、バラせました。

中に入ってた土。発見時には、埋まってたか、それに近い状態だったのでしょう。マガジンのフォロアー周辺の汚れが特に酷い（ここしか開口部がない）ので、全弾発射して空になったので捨てたのかな？

超どうでもいい豆知識。MG15/34用サドルマガジンの蓋？を留めてるねじはM3×P0.5。現在流通してるJISねじのM3が普通に使えました。ちなみにこの個体は1941年製なので、丁度70年前の品なんですよね。なんだか不思議です。

清掃は…とりあえずこのくらいで。フォロアーが弾丸状なのですが、弾丸に触れるフォロアーが鉄、後の二発がアルミ、ばねの力を伝えるアームに接続されている部分が鉄と、いちいち凝った内容で面白いです。ドイツですねぇ…

薬莢側のガイドはこんな感じになっています。しかし…1910年代に、こんな凝った造りのマガジンをよく量産しようなんて思いましたね…。 銃器の部品と言うよりは、時計の様な印象を受けます。