ふりょ記

サークル『Koh's Factory』の活動報告ブログです。はてなダイアリー終了に伴い現在はてなブログに移行工事中です。

試製拳銃付き軍刀(っぽいもの)

検索で飛んで来られた方へ
日記の内容をページにまとめましたので、↓こちらにどうぞ。



クリックするとページに飛びます。





ちなみに、試製拳銃付き軍刀について、もっと詳しく知りたい方は、
↓こちらの本をお勧めします。(クリックしても私にお金は入らないのでご安心を)


小銃・拳銃・機関銃入門―日本の小火器徹底研究 (光人社NF文庫)

小銃・拳銃・機関銃入門―日本の小火器徹底研究 (光人社NF文庫)






↓ここから下は、まとめページのベースとなった日記です。
////////////////////////////////



そうそう。


全日本BLK2007、私も手ぶらだと申し訳ないんで、 一応こんなのを作っていきましたよ。
エントリーに間に合わなかったので本選には出られませんでしたが…
てか、あのような凄い作品だらけの所で出さなくて良かったなぁというのが本音でありまして。



試製拳銃付き軍刀(っぽいもの)


元ネタの試製拳銃付き軍刀は、
一部の変態銃好きにはとても有名な銃(軍刀)ですね。


試製拳銃付き軍刀の概要を…


1920年代に陸軍がまじめに研究してた兵器です。
騎兵の要求によって研究が始まり、各種試作品が作られました。
しかし、刀と銃の接合とメンテナンスの簡易さを解決することが出来ず、
十四年式の制式採用で、言い出しっぺの騎兵から
「やっぱり軍刀と拳銃分けて持った方がいいや」と、
良く考えれば当然の事を言われて廃案となりました。


一般的に、九六・九九式軽機の着剣装置
http://d.hatena.ne.jp/koh-zb26/20071225
と同じく、旧軍・陸軍のアレな面の象徴としてバカにされる事が多いですが、私は大好きです。


一度作ってみたかったんですよね〜
グリップの加工だけで済むので、時間がない今回に丁度いいかなぁと。



実物は32式軍刀をベースに刀身を短くしたモノを使っていたのですが、
生憎レプリカが見つからず、部屋に転がっていた模造刀を流用。
軍刀好きの方から見られると恥ずかしいですが…
刀剣については私全然詳しくないのですみません。


資料によると、ベビーナンブをベースにしたモデルと、
十四年式の試作品をベースにしたモデルがあるようで、
今回はベースとして、ハドソンの十四年式を買ってきて使いました。


グラインダーで模造刀の不必要な部分をぶった切って、グリップにねじ止め。
あとは二液混合式の接着剤とパテで仕上げました。
すみません、写真を撮る暇がありませんでした…




とにかく時間がなかったので、グリップの形状も殆どオリジナルです。ロック機構も無し。
もし、計画が中断されなかったら、こんなモノになっていたのかも…? と、妄想しながら作りました。







鞘は模造刀のまんま。本物とは全然違います。


南部式の、日本刀みたいなグリップの握りやすさについては定評がありますし、
刀が付いているとは言え、重心は中心を通ってますから、
意外と持ちやすい銃を作ることが出来るんじゃないか? と予想していたんですが…


実際作ってみると、予想以上に持ちやすい銃でびっくりしました。
流石によく考えられています。


騎兵が馬上で扱う事を前提としていたみたいで、
両手保持ではなく、片手保持で扱うよう作られています。
そういえば、32式もサーベルタイプでしたよね…?


私は刀剣についてはさっぱりなので、実際の刀の動作が解らないのですが…
刀を振る為にグリップに力を入れるとトリガーを引いてしまうおそれがあるので、
基本的に、トリガーガードの下を握って振らないとダメですね。




刀身を縦に… つまり銃身を水平にしてグリップの力を抜かないと、指移動は不可能に近いです。
よく、この銃の解説で、「鍔迫り合いをやってるときに相手を撃つ」
みたいな解説がなされていますが、多分無理かと…
あと、当時(1920〜1930年代)の騎兵に、 戦闘中そんなシチュエーションがあったのかどうか…
この辺も詳しくないのでわかりません。




一応、片手持ちでの照準は可能です。
私は非力なのでサイトがガタガタ震えてしまいますが、
片手での実弾射撃に慣れた方なら十分当てられると思いますよ。




当時っぽくないですが、両手持ちだと安定感が段違いです。
あ、今度マルシンからブローバックが出るので、
コレをくっつけてグルーピング比較をやってみたいですね。




虎眼流 流れ星(笑)


実際には(実戦では使われてませんが)、 戦闘中、刀と拳銃を一緒に使うのではなく、
刀で届く相手には刀。刀では届かない相手には拳銃と、
リーチで使い分けてたんじゃないかな?と思います。




しかし、見れば見る程面白い兵器ですよ。
コンビネーション系の銃は、実際に持って使えと言われれば…うーん…ですが、
夢があっていいですよね。映画・漫画的な使われ方を考えると、妄想がどんどん膨らみます。