ふりょ記

サークル『Koh's Factory』の活動報告ブログです。

資料本棚

最近は電子書籍もかなりいい感じになってきているんですが、趣味系の専門書は、情報を探すスピードを考えるとまだまだ紙の本が速くて、紙の本でばっかり買ってしまいます。そもそも鉄砲系は電書が無い本が多いというのもあるんですが…。

 

あ、ここで言うスピードは、明確な単語から記事を探す的なものではなくて、「あのモデルのあの写真…どっかで見たことあるな…」とか、「あの銃なんだっけ…スイス…?スウェーデン?なんかそのへんの…」とか、曖昧な情報を頼りにざっと調べる時のスピードのことです。

 

実際、解説を書いてると、これ凄く多いんですよ…。明確な単語が思い浮かばなくて、それっぽいのが載ってたな…って本を出して、ペラペラと本をめくって探すのですが、電書だとこのペラペラが遅くて、このページ!ってのが探しにくいんですね。

 

というわけで、紙の本ばっかり買ってどんどん溜まってしまうわけですが、上で書いたことをやるには、本をさっと取り出せないと意味がありませんから、増えた分の本を置く本棚が必要になります。

 

買うのが一番近道なのですが、なかなか欲しいサイズが売ってません。じゃあ作ろうってなるわけですね。

f:id:koh-zb26:20210416213428j:plain

 まず、図面を描きます。こんな単純な工作で図面なんて必要ないといえばないんですが、試行錯誤を画面上でやっておけるので、実作業が減って楽なんですよね。板を切っちゃってから寸法ミスに気づいて「あー…」ってのも回避できますし。

 

f:id:koh-zb26:20210416213433j:plain

図面ができたら、板を切って、組み立てます。作業中の写真撮るの忘れてすみません…本棚作るの、実家含めて10個目くらいなので…。

 

板はホームセンターでよくあるパイン材。カットサービスのあるところで切って貰いました。あとは木工用ボンドで接着しつつ、ねじ固定です。

 

コツといったコツは特に無いのですが、ねじの下穴をちゃんと空けないと、割と簡単に板がパキッと割れちゃうので、そのへんは注意してください。ニスやオイルは本に着いたらやだな…って思って使っていません(面倒なだけとも言います)。

 

写真だとちょっと見えにくいのですが、細い角材を釘で固定して、壁に本が直接触れないようにしています。ほんとは補強板も入れるべきなのでしょうけど、今回は省略しました。補強板を入れた本棚も前に作ってるので、また今度ご紹介します。

koh-zb26.hatenablog.com

 

f:id:koh-zb26:20210416213436j:plain

 完成したものに本を入れてみました。今回の本棚は、既設のカーテンにサイズを合わせるという制約があったので、こんな感じの小さめの本ばっかり入れる本棚になっています。

 

この量のGUN pro誌はかなり重いのですが、10年くらい前に作った同じつくりの本棚が今も使えていますので、大丈夫かなあ…と。もうちょっと背の高い本棚だったら転倒防止も考えるのですが、今回はオミットしました。