マウス改造
公開日2017/05/07
更新日2021/04/04
メインで使ってるマウス(IntelliMouseOptical)の調子が悪くなってきてちょっとどんより。1年使ったかなあ…? 生産中止って知った時に走り回ったのでストックはそこそこあるのですが、こうも壊れやすいとストックを使い切ってしまわないか不安になります。
…ってマウスのストックを探したら、あと2個しかないと判明しました…思ってた以上のペースで壊れてますね。そろそろ修理なりなんなり、考えはじめないといけませんね。15年以上同じ機種を使い続けてて、別の機種にするという選択肢は今のとこ無いので…。
てなわけで、ストックがなくなりかけてるIntelliMouseOpticalをどうにかしないと…って思ったので、無線化してみることにしました〜。ものすごい無理やりと言うかローテクな改造です…。
(写真をクリックすると拡大します。)
今回生贄になるのは、前に壊れて保管してたIMOと、エレコムのブルートゥースマウスです。
さっとバラして内蔵出来るか調べたところ、なんとかいけそうとわかりました…
ので、元の底板をリューターでぐるっと削って移植する側の底板をはめ込みます。
隙間はプラリペアで固定。はい…力技です…。いえ、製品として安定してるアッシーは極力そのままにしたかったんです…
底板の固定が出来たので、電池ボックスを取り付けます。元は単4を2本だったのですが、並列繋ぎだったので1本でも動いてくれました。
あとはスイッチをくっつけていきます。
サイドスイッチを付ける前にガワをかぶせてテスト。
この辺、電子工作が得意な方だともっとスマートに作れるんでしょうね…。あ、飾りのLEDは面倒なので光らせませんでした。
てなわけで、完成しました〜。かなり荒い改造ですが、なんとか?なりました。ボタンも全部反応します。
ホイール周辺と重量のバランスが変わったので、少し違和感があるんですが、線が無いってのは便利なもんですね…。
メインにするかはわかりませんが、ちまちま使って様子を見ていきたいと思います。
ちなみに、一番上の写真を撮ろうとした時に手が滑って床に落としたのですが、電池が外れただけで済みました。
図らずも耐久試験になったわけですが、落とした直後は、一日かけて作ったのに!!!ってホントに焦りました…
後日
ブルートゥースはプチプチ切れて常用はダメダメでした。
普通の無線にすればよかったです…。
1/12? ZB26
気分転換にファインモールド 1/12?ワールドファイターコレクション付属のZB26を組んでみました~。塗りがヘタなのはすみません…。
1/12? と書かれているだけあって、1/12フィギュア(figmaやフィギュアーツ)にとても合いますね。アイカツ! アーツ かえでちゃんに持って貰ったのがこちら。
グリップの持ち手はリトルアーモリーのものを使用しています。
本来figma専用なのですが、フィギュアーツに無加工で付いて驚きました。ちなみに…ZB26の塗装は無精してガンダムマーカーを皿に出して調色して筆で塗ってます。ストックの塗りムラが実銃っぽくなってちょっとうれしい。
SVT
トカレフが作ったオートマチックライフル、SVT-40です。(2014 ワールドガンにて)
お店のHPに載っていなかった銃で、現地で見つけて最初は展示品だと思ってたのですが、もしかしたら…と聞いてみて普通に撃てる銃と言われてびっくりしたのでした。
薬室周辺。薬室の真上に、ピストンロッドが飛び出す穴が見えますね。ガス圧で押されたロッドがここから後方に飛び出して、ボルトキャリアー(スライド)を動かします。 実は実弾射撃初日に撃った銃なので、緊張してて写真が少ないです…。
マガジン。のペーっとしててちょっと頼りないです…実際、SVTはマガジン周辺の信頼性がネックの一つでした。あ、側面に入っている刻印は元々入っていたものではなく、北米に輸入された際に入れられたものだと思います。
ボルトハンドルのこの肉抜き、いいですよね…。
さて、撃ちましょう!実際撃ってみると結構撃ちやすくて驚いた銃でした。流石にフルサイズのライフル弾ですから、反動は強めなのですが、ボルトアクションライフルの様なストレートな反動ではなく、一拍置くような感じ。グリップが細身で握りやすかったのも好印象でした(私は手が小さいので…)。
運良く薬莢が写った写真。作動についてあまり評判の良い銃では無いのですが、結局、20発射撃してジャムは1回(スライドの後退量不足による装填不良)でした。流石に20発程度でこの銃の作動を語ることはできませんが、多いと言われていた作動不良を体験出来たのは良かったですね。
あくまで私の想像ですが…反動のマイルドさとグリップの握りやすさを考えると、女性狙撃手が好んだのは案外こういう点もあったのかも?…と。隠れて撃つ類の狙撃で使うと考えると、一発撃ったらその日はもう撃たない(or逃げる)のが殆でしょうから、作動はあまり気にされなかったのかもしれませんし
三八式と一緒に
もうちょっと詳しいレポートはこちらに書きました。
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TT用木製グリップ
更新日2021/04/04
棚を整理していたらTTの木製グリップ(恐らく戦中生産品)が出てきたので、トイガン(ABS地肌)に付けてみました。流石にポン付けというわけにはいきませんでしたが、割とすんなり。トカレフって黒い樹脂グリップのイメージが強いので、木グリになると印象がガラっと変わりますね。
TT木製グリップ、折角なので裏側も…。2・3枚目は樹脂グリップ(年代不明ですがソ連製と考えられます)と一緒にパチリ。
おまけ
このモデルガンはABS地肌がテカテカなので、それを生かした撮影をしています。
現物は写真の赤丸部分のように、プラっぽく見えてしまうヒケが幾つもあったので、それが映らないようにPLフィルターとカメラアングルで反射を選んで撮影しました。
余談ですが…テカテカの表面に青空を写すと、ブルーイングっぽくなります。
実弾射撃レポはこちら
FPK/PSL
うぽって9巻、PSL登場は、大好きな銃なので嬉しかったです。私は世代的にジオブリの梅崎さんの銃という印象が強いので、ついついFPKって呼んでしまいますね。作中でご紹介されているとおり、ドラグノフによく似ていますが、中身はAK系を大きくした様な銃となっています。こちらもグアムで撃ってきた銃でした。(2014 ワールドガンにて)
PSL(FPK)のマガジンはX形の強化モールドが入った特徴的なもの。
使う弾はドラグノフと同じ7.62mmX54Rなのですが、マガジンの互換性は無いとのことです。そうそう、今回撃ったのは鉄薬莢でした。
レンジに置いたところ。この銃はボルトストップが付いてるんですね。使うカートリッジの関係で、ボルトのストロークが長い!
この写真の上がPSL(FPK)やドラグノフで使う7.62mmX54R、下はSKS・AK47・AKM等で使う7.62mmx39です。
ボルト・リコイルスプリングの比較。この写真を撮るのが夢だったのです…。
上はPSL、下は同じ日に撃ったAKM(系列)です。
PSLはAKをそのまま大きくしたような銃なので、ボルト周辺の構造もAKによく似てますね。流石に大きい…。
あ、バラし方も一緒なので、AKのバラし方を知ってると初見でバラせます(ました)。
マガジンに弾を込めて…撃ちます!反動はかなり強めでした。プレス製の軽い銃でフルサイズのライフル弾を撃つわけですから当然ですね。前日に撃ったトカレフライフル(SVT-40)の方が楽だったかもしれません。
でも、だからといって不快な反動というほどでもありませんでしたね。(のちに同クラスのドラグノフを撃ってかなり痛かったので、これは多分憧れの銃を撃てて痛覚が麻痺してたせいだと思います…。)
もうちょっと詳しいレポートはこちらに書きました。
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MG42ウィッチ仕様製作記
公開日2017/02/17 更新日2021/04/04
同人誌、スモールアームズ オブ ザ ワールドウィッチーズで作った、MG42用サドルマガジンの製作工程です。ツイッター等で公開したものをこちらに纏めました。
サドルマガジン仕様のMG42は、ストライクウィッチーズではミーナ隊長、バルクホルンお姉ちゃん、ハルトマン、エイラ、宮藤(劇場版)が使用、ブレイブウィッチーズではニパ、設定上ではラル隊長が使用していますね。その他にもワールドウィッチーズシリーズでは沢山のウィッチが使用していますし、アニメ版はまどか☆マギカ劇場版でほむらが使用していました。
実を言いますと、ストライクウィッチーズの最初のOVAから、ずー…っと作ってみたかったオプションだったんですよね。10年ごしです。その間に3Dプリンタの技術がどんどん進歩したり、3D−CADソフトを手に入れたりして、ようやく夢を実現出来る環境が整ったところでのブレイブウィッチーズアニメ化で、このタイミングしか無い!と、やってみることにしたのでした。
そうそう、ウィッチ仕様のサドルマグは、ワールドウィッチーズシリーズのメディア媒体によって幾つかバージョンがあるんですが、今回はアニメ版ではなく、島田フミカネ先生がイラストでよく描かれている仕様のもの(DT15ベースのサドルマガジン)を作りました。
さて、前置きが長かったですが、作業の紹介です。
設計
実物のDT15サドルマガジンを採寸し、MG42(今回はMG42/53を使用)に合わせた形状を3D-CADで描画しました。手をつける前は、採寸してちょっと寸法変えればいいんでしょ?って軽く見ていたのですが、実際やってみるとかなり大変でした…。
中身は強度的に再現が難しかったのでデコですが…。MG42用のサドルマガジンというものは元来実在しないものですので、可能な限り実銃の文法を用いて異物感を消しつつ設計を行うよう心がけました。
ちなみに一番しんどかったのが、この部分でした。真円じゃないんですよこの部分…。なんかモールドが綺麗に描けないなあ…って測り直して気づきました。これに気づくまで真円で完成直前まで描いてしまってまして、まあ当然一から描き直しです。ちなみに締め切り2ヶ月前。出力に2週間かかるので時間的な余裕がここでかなり消えて焦りました…。しかし…理屈では理解出来るんですが、100年前の量産品でコレやる…?っていうのがドびっくりと言いますか…ドイツ人とんでもないですね。
フィードカバーはMG34のものを参考に、ゴミが入るのを防止するカバーを付けています。この辺の形は全部私の妄想です…。
あ、そうそう、今回のパーツは、基本的にどの部分も0.1mm単位(細かいところは0.05mm単位)で設計を行っています。ミリ単位だとおおざっぱな形になっちゃいますから…。最初にがーーっと概形を作って、それから0.1mm単位で寸法をちゃんと決めていくと、どんどん形がピシッと締まっていくんですね。その感覚が好きです。
こちらを出力屋さんにお願いして出力しました。出力にあたって色々トラブルがあったのですが、まあ…なんとか。
今回はABSライクという出力方法です。おそらく光造形方式ですね。
出力したままでは、こんな感じで積層の段差やサポート材が残っています。ちなみに出力に合わせてパーツを分割しています。
仮組みしたのがこんな感じです。ここでパーツが合わないと全部やり直しなので、この時が一番緊張しましたね…。
幸いプリント時の歪みを微調節する程度で済んで良かったです。
ちなみに、フィードカバーの固定レバーは実物をそのまま流用しています。
マガジンキャッチリリースレバーは二種類作りました。片方は急に新資料が出てきて時間が無かったので、アクリルで特急出力しました(高い)
マガジンの蓋接着
仕上げは一旦サーフェイサーを吹いて紙ヤスリで削って段差を消していきます。面積が広いので、240番で がーっと削っています。仕上げは3Mのスポンジ研磨剤を使いました。私はモデラーさんでは無いのであんまり参考にならないと思います…。作業中は集中しちゃって工程の写真殆ど残ってないですね…
表面が綺麗になったら、下地にモデルガン用のステンレスシルバーを吹いて、その上からそれぞれの色を吹いています。エアブラシ導入したいなぁ…と思いつつ、全部缶スプレーです。
〜以下、出来上がり〜
右がオリジナルのDT15、左が今回作ったモノです。
マガジンキャッチリリースレバー2種
フィードカバー
マガジン+フィードカバー+レバー二種類
マガジン+フィードカバー
〜以下、無可動実銃MG42/53と組み合わせた完成写真〜
注:無可動側は、通常分解の範囲のみの分解結合で、溶接を削る等の改造は一切行っておりません。
全体像
脚付き
アップ
マガジンを外したところ
こちらもどうぞ~
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