HUD SIGHT
EXCEL先輩からHUD SIGHTを頂きました~!ありがとうございます!!!
いろんな銃に載せてみました~
■FALピストルカスタム
以前作った FALピストルに、ストックを着けてみました~。やっぱり短めの長モノによく似合いますね!

ストック基部はレールで、レールにくっつけるタイプのバッファーチューブを使っています。お手軽。折りたたみ式にしても面白いかもです。ストックはとりあえず家に転がってたものを流用しました。今の流行りわかんないです…。
そうそう、FALはそのままだとサイトラインが低いので、HUD SIGHTを覗きやすいよう、基部のレール位置を少し上にずらして取り付けています。これに合わせてレールストックを取り付けることで、サイトラインを上にずらしています。コンパクト構成なので、極力チークピースは使いたくなかったんですよね。

ぱっと見はそんなにずれてないように見えるんですが、横から見るとこんな感じ。バレルの軸線よりストックの軸が上になっています。実銃だとどんな反動になるんでしょうね…?
HUD SIGHTはとてもよく見えるようになりました。アイアンサイトは使えないくらい高くなっているので、リアサイトは外しちゃって、HUD SIGHTをもう少し後ろに動かしてもいいかもしれません。
ベースガンを作った時の記事はこちら。
■SCAR-SC
FNつながりで…。
折角素敵なものを頂いたのですから、載せる用にちゃんとした電動がほしいな~と思いまして(ウチにあるのはちゃんとしてないのばっかりなので)、この銃が似合うかな?と思って買ってみました。

これが大正解!レシーバーのずんぐり感のおかげか、想像以上に合ってびっくりしました。

ストック長も、伸ばした状態でHUD SIGHTにジャストサイズでした。
SCのチークレストって使い勝手どうなんだろう…?って思っていたのですが、実際構えてみるといい感じに安定しますね。
■マズライト
80~90年代SF映画臭がすごいです。トータル・リコールとかフリージャックにそのまま出てきそう。
後ろから。キャリングハンドルの斜めと合ってて良いですね。

ちなみに元々ついてたサイトベースは妙に長くて似合わなかったので、ジャンク箱の中にあったMP7(電動)のサイドレールを流用して新しく作り直しました。

このスタイルでサイトを覗くと雰囲気が抜群ですね。ちょっとサイト位置が高めなのでチークピースを作っても良いかもです。
ベースガンを作った時の記事はこちら。うっわ…10年以上前なんですね…。
■B&T MP9
MP9に載っけると似合うかも…ということで、載っけてみました~。おお!合いますね!

構えるとサイトと目の距離が短いので見やすいですね。

MP9ってストックを半開きにすると立つんですよね。

■B&T USW(トイ用)
EXCEL先輩も想定されてたピストルカービン搭載です。
もともとB&Tのカービンキットは、実銃用が出たときにコンセプトの割り切り方が好きで気になっていたんですよね。ただ、なかなか買う機会がなくって…。今回、HUD SIGHT合わせでいい機会だと思い、購入してみました~。

こちらもかなりいい感じ。ガスブローバックの衝撃で結構レクティルがガツガツ動くのが楽しいです。

■KRISS ベクター
未来感といい、レシーバーの斜めとサイトの斜めがぴったり合う感じといい、やっぱりこの銃が一番似合うかもです。

HUD SIGHTを強調したいので、前後のサイトも取っ払って載せてみました。そのまんま現代のSF映画に出てきても全然違和感ないですね。


このアングルが一番好きです。かっこいい…。
ガン&ガール イラストレイテッド オートマチックピストル編
『ガン&ガール イラストレイテッド オートマチックピストル編』今回も解説などで色々お手伝いさせて頂いてます!

オートマチックピストルの黎明期から今まで、進化の流れに触れていただける一冊となっております。素敵なイラストがいっぱいですので、是非是非どうぞ!
見本誌が到着しました!やっぱり、こう形になっているのを見るのはうれしいですね。

お仕事の間、手元に置いていたトイガンと一緒に記念撮影をしてみました。3月26日発売です!是非是非~。
本日(3/26)発売です!黎明期から現代まで、幅広い世代のオートをご紹介しています。

素敵なイラストが盛りだくさんです!是非是非どうぞ~!
古今東西様々なオートが収録されていますので、楽しんでいただけたら幸いです~。

(写真はイメージです。収録モデルとバレル長が異なるものもあります。)
発売中です!

現代のオートも多めに取り上げておりますので、是非是非どうぞ~!
Kindle版発売です!

今回の本では、ジョン・ブローニングが関わった FN/コルト の初期のオート群もご紹介しています。是非是非どうぞ~。
発売中です!そろそろ皆様のところにも届いた頃でしょうか…?

今回はベレッタのオートも色々なモデルを取り上げております。是非是非どうぞ~。
発売から一週間です!

今回の本はミリポリとその周辺がメインですが、折角のオートの本なので、マグナムオートにも触れております。是非是非どうぞ~。
お仕事の間、手元に置いていたトイガンの整理をしています。

とりあえず箱なしはオリコンにごそっとまとめて、あとでジャンルに分けした引き出しに収納します。
ライフルスタンド
ライフルスタンドを作ってみました~。

メインのスタンドが手狭になってきたので、補助的なのが欲しかったんですよね。 キャスター付きがあれば…と思ったのですが、既製品だとあまり条件に合うのがなくて、じゃあ作ろうと。

ぱぱっと描いた図面の一部です。寸法図は自分が読めればいいやーと雑に描いたので伏せておきます…。
材料はこんな感じ。メインは既製品の木製台車を流用しました。パーツ単位で買って作るより安いんですよね…。

他の部品もパイン材をホームセンターでカットして貰ったり、棚の支柱を流用したり、お手軽です。

台車は持ち運び用の穴が空いているので、端材を使って埋めました。

写真を撮り忘れたのですが、裏側から固定しています。カーペットを張ってしまうのでこれも適当です。
仕切りの棒を作ります。

丁度支柱のスリットに合う直径18mmのものがあったので、これをカットして端面を丸くしました。2枚目は後で一本足りないって気づく前ですね。

あとは図面どおりに組み立てて、タイルカーペットをカットして張ったらできあがりです。 他の木工だったらオイルやニスで仕上げをするのですが、木製ストックの銃を立て掛けることもあるのでちょっと怖いんですよね…。なので、エッジを丸めるだけで完成としました。


スレミオのプラモ
ようやく手に入ったスレミオのプラモを作り始めました~。

素組み予定です。久々のプラモでルーペ使わないと…って気づいたのは地味にショックですね…
スレッタ組めました~。湯口の処理を丁寧目にやったので少し時間がかかりましたが、組立作業自体はストレスフリーで楽しかったです。

今のプラモデルすごいですね。デカールその他はミオリネさんを作ってから考えましょう。
今日はミオリネさんを組んでいきます~

何処とは言いませんが、スレッタと明確に違う部分があってすごい。
ミオリネさん組めました~。

連続で手が慣れていたのでスムーズに作業できました。このままはやっぱりちょっと勿体ないので、部分塗装とつや消しやってみようかな…?と思います。
スレミオ部分塗装とかデカールとか。

保管してた塗料がダメになってたりで色々ですが、まあぼちぼち。
スレミオ プラモの部分塗装とつや消しスプレー、とりあえずこのくらいで~。

うっかりでエングレービングシールをつや消し前に貼ってしまって焦ったのですが、いい感じに馴染みましたね。 あらためて、素直に組むだけでコレが出来ちゃうって凄いプラモデルだと思いました。楽しかったです~
スレミオ プラモ、大きさはfigmaやFiguartsと似たサイズ感ですね。

色々流用できそうです。 以前見つけたミニミニカードダスと。(実際は、カードは向かって横向きに出ます)ちなみにコレはオリジナルで、再販されたの知りませんでした…。
ガン&ガール イラストレイテッド アサルトライフル・バトルライフル編
『ガン&ガール イラストレイテッド アサルトライフル・バトルライフル編』今回も解説などで色々お手伝いさせて頂いてます!

アサルトライフル・バトルライフルの進化の流れに触れていただける一冊となっております。素敵なイラストがいっぱいですので、是非是非どうぞ!

見本誌が到着しました! こうして本の形になっているのを見ると、喜びもひとしおです。本日(2022/10/24)発売です!楽しんで頂けましたら幸いです~。

今回の本も、幅広い年代の銃をご紹介しています。現用モデルも多めに取り上げておりますので、是非是非どうぞ~。

千束ガバの時にケース用にと買ったベロア生地ですが、今までの苦労はなんだったんだレベルで写真撮りやすいですね…。今回は追加で買った青を使ってみました。M16は映画 フルメタル・ジャケットでおなじみのトイガンです(SMG刻印入り)。

アサルトライフルの歴史をひもとくと絶対触れることになるM1カービンとSKSも収録しています! 是非是非どうぞ~。

Kindle版も発売です!古今東西 いろんな銃が詰まっていますので、是非是非どうぞ~!



千束のM1911系カスタム(っぽいの)
千束のM1911系カスタム(っぽいの)を作ってみました~

※注意
・ファンが個人的な楽しみとして作ったものです。
・3話時点で作り始めたので、その近辺の描写を参考にしています。また、立体にするにあたり、アレンジ(私の勝手な妄想)をかなり入れているので「っぽいの」とさせて頂きます。
・解説4700文字くらいになっちゃったので、飛ばして写真だけ見て頂いていいです。

リコリス・リコイル、私は3話放映時に見始めて、いい…ってなりまして、そういやウチにガスブローバックのデトニクスあったな…作ってみようかな…?と、軽い気持ちで作り始めたのでした。

たきなのM&P風と一緒に。家にあったので勢いでスライド塗っちゃいました。作中ではサイトも銀色っぽいのですが、とりあえず実銃の文法で黒いままにしています。

部屋に転がっていたケースに布を張って入れてみました。

クリス ベクターが出てきたので、あわせて撮ってみました~。

11話、KSGが出てきましたね~。 グアムで撃って惚れて帰国後すぐ買ったトイガンを引っ張り出してきました。
■のちに判明した資料を元にし、改訂版も作りました。
改訂版のほうの写真も追加したいのですが、忙しくてちょっと出来てません…。

素ガバとの対比


KSGと。

グリップを握った際に似てるかも…って思い浮かんだ銃です。

たきなのM&Pも作りたいですね…ロングスライドの素材自体はもう手に入っているのですが、時間が…。
改修版を使って解説を行った同人誌を作りました。
■2024/04/14追記
公式製品版の千束の銃、買いました!わ~い!並べて撮ってみたのがこんな感じです。
もともと、「今後公式でトイガンが出る可能性が高いので、それまでに自分の解釈を形にしておきたい!」って、急いで作ったんですよね。

製品版はアニメにかなり寄せた設計となっていました。グッズとしてはこちらのほうが大正解ですね。多分公式はこちらのアプローチで来ると予想していたので、読み通りでホッとしました。
ちなみに、私が作った(っぽいの)の方は、「アニメの作画用に最適化されたデザインを実銃の文法で補間して作ってみよう」というコンセプトでした。いえ…3話時点の資料が少ない時期だったので、こうするしか無かったという理由が大なんですけどね。
この手のスクラッチって、公式から発売されると冷めちゃったりすることが結構あるっぽいのですが、コンセプトを明確に変えておくと、公式から出ても違いが明確で並べて楽しい~って出来て良いです。
あと、マズルのトゲトゲは私のももうちょっと大きくしといたほうがよかったなーとか、反省点も出てきますね。

ミカのM1911っぽく組んだのと一緒に~。千束ガバ、刻印無いの好きなんですよね。ミカのも作中に合わせて刻印を消したいんですが、ちょっと…その…面倒でまだやっていません…。千束ガバの時もめっちゃ大変でした。

フキやサクラ、東京のリコリスが使っているグロック21と一緒に~。同人誌を作った時は情報が無くて、17と書いてしまいました…すみません…。
■細部を見ていきましょう
すみません…こちらは改定前の個体です。
使った部品は最後にまとめていますので、気になる方はそちらをご参照ください。
今回の工作は外観の変更のみで、BB弾発射機構に関わる部分は素のままで手を入れていません。ベースの性能が元々良いですからね。
・コンペンセイター(コンプ)


普通は銃身に取り付けることが多いのですが、千束のガバはフレーム側に付いています。

横に付いてる謎の斜めスリットなのですが、私の解釈でマズルブレーキの一部とさせて頂きました。

スリットがコンプの内部を貫通していて、斜めの部分に燃焼ガスが吹き付けられることによって、銃を斜め下に押し下げる力が生まれる…という感じかな…?と。PPSh41のマズルブレーキみたいな感じですね。使い終わったガスは横スリットと上部に排出というところもPPSh41と一緒です。
直角の長穴を切削で空けるのは難しいので、ここだけワイヤー放電加工かなーと想像しながら作りました。そうそう!塗装の際に後ろの穴からスプレーを吹いたら、上方・左右・前方に綺麗に塗料の粒子が抜けて感激しました。
コンプの取り付け方がわからなかったので、今回はフレームの下からねじ止めとしています(多分作中と一番異なる部分だと思います)。
ダストカバーごとごっそり外れるのでは?(根本の四角い部分は分解ボタンでは?)とか妄想したのですが、流石にトイガンベースではちょっと難しいので…。

ちなみに、コンプの面取りはデトニクススライドに合わせて同じくらいのR面取りにしています。後述するグリップがまるっこいので、こちらも合わせたほうがいいかな…と。

ただ…徐々に作中の描写でわかってきた感じだと、45度でスパッと切ってるっぽいですね…このへんは完全に私の手癖です。すみません…。
・ストライクフェイス
ガバ含めショートリコイル作動の銃は、銃口部分を前からぐっと押してスライドが下がると、ディスコネクターが作動します。

こうするとトリガーを引いてもハンマーが落ちず、撃てなくなってしまいます。

写真にするとほんのちょっとなんですけどね。
映画・独立愚連隊の一作目で佐藤允が「こうすりゃ瞬間撃てないってこと聞いてたもんですから」ってやってたやつですね。実はあのシーンで使われていたの、ストレートブローバックのM1910なので普通に撃てちゃう(M1910だとバレルをうまく避けてスライドだけ押し込まないといけない)んですが…というのが一昔前のガンマニアの共通ネタでしたね。独立愚連隊は、個人的に二作目の「西へ」が好きで…っと、話がそれました。

千束のガバは、コンペンセイターがフレーム側に取り付けられているので、銃口側を対象にぐっと押し付けてもスライドが下がらない(ので撃てる)ようになってるんですね。

5話でこれを活かした使い方をしていて、おおっ!ってなりました。

先端にトゲトゲを付けるのはアランズィッタのカスタムが有名ですね(ストライクガンなど)。先端を対象に押し付けた時に滑らないように…だったと思います(すみません、このへんうろおぼえです…)。
・グリップ

今回一番たいへんでした… 完成のビジョンがなかなか思い浮かばず、何日もかかりました…。
ガバってフレームの後部にメインスプリングハウジングがあるので、この部分を覆ってしまうオーバーサイズグリップってほんとに少ないんですよね(グリップ前方を覆うのは結構あります)。

検索しても例が全然見つかんないんですよね…。70年代の雑誌資料だと見つかるかもしれないのですが、流石に一冊ずつ探すのはちょっと大変なので…。

そのままオーバーサイズにしてしまうと、自分が思い描いてるライン(シルエット)にならないので、どうしようかな…と、かなり試行錯誤しました。
女の子が持つ銃ですから、あんまり大きなグリップにはできません。私自身、手が小さいのでこのへんは嫌でも意識してしまいます。あと、作中のシーンでグリップセフティが見えたので、作動する(握り込める)寸法にしないといけないなあ…と。
結局、フレーム後部とメインスプリングハウジングを削ってスリムにして、そこにグリップを被せるという方法で再現することにしました。

実銃M1911ではRound Heelと呼ばれているカスタムの応用ですね。フルサイズのM1911フレームだったら、もうちょっとカーブをきつくできたのですが、今回は約10mm短いV10フレームをベースにしているので控えめになっています。

グリップの材質は木で再現するのは諦めて(強度を確保しようとするとかなり分厚く、握り辛くなっちゃうので…)、こういう色の樹脂を使っているということにしました。
実際ターゲット競技方面で、こういう色のガバ用プラグリップがありますね。興味のある方は1911 target gripで検索してみてください。

モノができて握ってみると、これが意外といい感じの握り具合でびっくりでした。ワルサーP38やSIG P210をちょっと太くした感じ?…あ、M92FSにも似てるかもしれません。

あのグリップ、太っちょで賛否が分かれるんですけど(私も手が小さいのであんまり…)、グリップ後部の手のひらに当たる面積が大きいおかげで、体感反動が和らぐんですよね。これはグアムで実際に撃って感じました。
このカスタムはM92と違ってトリガーリーチがM1911と同じなので、手が小さくてもトリガーを引きやすいのです。
・左グリップの突起
ここも悩んだ部分です。千束は戦闘時にマガジンを頻繁に交換します。ガバはシングルカラムで弾数が少ないですからね。
個人的に、ガンアクションの醍醐味ってマガジンチェンジのシーンだと思っているので、千束が頻繁にマガジンチェンジしてるのすごく好きなんですよ。

グリップに突起を付けるとして、この突起がマガジンキャッチを押す際に邪魔になるのはよろしくない。作中の描写とすり合わせて色々考えて、この場所と形にしました。
作る前は、どうだろう…?って思っていたのですが、実際に両手で構えてみると、左手の母指球(親指の根本)が丁度引っかかって構えやすいことがわかって驚きました。

作中の描写では右グリップにも突起がついているようなのですが…実際やってみると握りにくかったので今回はつけませんでした。
・トリガー

作中の描写から、これかな?と、M45A1のロングトリガー(穴なし・黒)を選びましたが、普通にデトニクスのトリガーを黒く塗るだけでよかったかもしれません…。
・グリップセフティ
作中の描写を見ると、ビーバーテイルではなくデトニクスのようなテールなしになっています。すごく珍しいですね。この部分のお陰で銃のシルエットが特徴的なものになっています。

使えそうなパーツは当然ありませんから、MEUピストルのものを加工してそれっぽく仕上げました。
スが出てきたら面倒だな…って思いながらテールをぶった切ったんですが、杞憂に終わってよかったです。

ぱっと見た感じでV10のグリップセフティは肉厚が心もとなくて、MEUのものを使ったのですが、V10のを加工しても同じになったかも…。
ちなみに、フレーム側も少し削って違和感が少なくなるようにしています。
・バレル
作中ではコーンバレルではなく、段差付きの面白いものを使っていますね。実銃M1911用のカスタムパーツでもマイナーですが存在します。

今回は、デトニクスのインナーバレルからスプリング類を取り外して、Oリングを一回り小さいものに交換。あとはMEUのアウターバレルをぶった切って作りました。
Oリングだけだとガタが取り切れなかったので、アウターバレル先端に3Mのメインディングテープを巻いてガタ取りをしています。劣化しにくいのでこういったカスタムに便利なんですよね。

コーンバレルよりも段差がありますが、一応問題なく作動しますね(塗装剥がれが嫌であんまり撃ってないので、あとでなんらかの問題が出るかもですが…)。

描写によってはエジェクションポートから見える部分だけ銀色っぽく見えることもあるのですが…とりあえず黒のままにしています。
・フロントサイト
最初、そのままデトニクスのサイトを使う予定だったのですが(アリミゾ加工やりたくなかった)、実際にコンプを付けて構えてみると、どうも収まりがよろしくないとわかりました。そのときは未塗装だったので、狙うとコンプが悪目立ちしてサイトが見づらいな…って。感覚的なものなんですけど、やってみないとわかんないもんです。
結局、別のサイトを載せるため、アリミゾ加工をすることに…手やすりです

アリミゾ加工後、デトニクスより2mm高いMEUのフロントサイトを載せました。見栄えがいいようにサイト基部を左右数mm削っています。
・リアサイト
ストライクウォーリアを持っていないので、ノバックっぽい形で新造しました。

フロントサイトが高くなったので、それに合わせて高さを調節したのですが…ちょっと大げさになっちゃったので、ディスプレイ用は1mmサイトの高さを下げています。

・マガジンバンパー
ねじを空けるのが難しかったので接着。ねじはダミーです。ガス版のねじが一つ足りないのはガス注入口です。

見せる用はモデルガンのデトニクスから(昔ジャンクで2000円で買ったやつ)。V10フレームで使うには短いのですが、ぱっと見だと違和感ないですね。
モデルガンはトイガンアレンジでちょっとフレームが長いのでそのおかげでしょう。
・ちなみに、組む前の中身はこんな感じです。

V10のグリップフレームに無理やりデトニクススライドを載せているので、ダストカバー部分の寸法が足りません。コンプ側の肉厚を増やすことで対応しています。
グリップフレームはV10ですが、スライドとの噛み合わせの関係でインナーフレームアッシーはデトニクスのものに交換しています。ちょっとマガジンが引っかかる感があったので、干渉部を面取りしました。

スライドとフレームの刻印消しが地味に大変でした…今回はウェーブの黒い瞬間接着剤で作業したのですが、そういや溶かしたABSを使う手もあったな…って途中で気づくという。塗装はブラックスチールを使っています。
■まとめ

こんな感じです~。軽い気持ちでスタートしたのが、想像以上に大変でした!実際に形が出来る度に「なるほど!この方法だと実現できる!」ってことが多くて面白かったです。きちんと考えてデザインされたカスタムガンですね。
グリップあたりで完成が見えなくなってちょっとめげそうになったのですが、その度に本編を見返してモチベーションを回復しながら作りました。外連味たっぷりなガンアクションが素敵ですし、千束とたきなの関係性と会話がすごくいいんですよね…。
久々に手を動かして物をつくることが出来て、とても楽しかったです!

なんか既視感があるなあ…ってずっと思っていたのですが、先日資料を探してる時にセキデンオートマチック(銀玉鉄砲)が出てきて、これ!ってなりました。

実際並べると、なんとなく雰囲気が似てる…かな…かも…いや別に…ですが、自分的には既視感の理由がわかってすっきり。
■簡単なパーツ構成メモです
(興味のある人向け)
パーツ流用
・スライド…デトニクスを小加工
・スライド内部パーツ…デトニクス
・インナーバレルアッシー…デトニクス
・インナーフレームアッシー…デトニクスを小加工
・ハンマー…デトニクス(黒く塗装)
・アウターバレル…MEUをカットして部品追加
・フロントサイト…MEUを小加工
・スライドストップ…MEU
・グリップセフティ…MEUを加工(V10を加工でもいいのでは?)
・グリップフレーム…V10を小加工
・メインスプリングハウジング…V10を加工
・ハンマーストラット…V10
・マガジン…V10
・トリガー…M45A1(デトニクス用を黒く塗るだけでいいのでは?)
・グリップスクリュー…GUARDER(手持ちで銀色が無かったので)
その他、ピンやスプリング等の細々したパーツはデトニクス
新造
・コンペンセイター
・グリップパネル左右
・リアサイト
・マガジンバンパー
■おまけ その1
今回使った工具類です。
ごく普通なものばかりで、特殊な工具は全然使っていません。あ、この写真では抜いていますが、紙やすりもかなり使っています。

今回、利点は知りつつもなかなか手が出なかったマルチアングルバイス(ホビー万力)を導入しました。なんかホームセンターで2000円くらいで売られていたのを見かけまして…パッケージもブリスターパックでびっくり。勝手なイメージで、こういうのはニッチな商品で高いんだろな…って思いこんでました。
誇張でなく、やすり作業の精度が倍に、疲労が半分以下になりました。これが無かったら手やすりでアリミゾ加工をやろうなんて思わなかったですね。もっとはやく買えばよかった…。
■おまけ その2
余った部品を組み合わせてコンパクトを一丁でっちあげてみました。
スライドに合わせてダストカバーを切り詰めただけのお手軽改造です。スライドの可動域がちょっと余裕無いので、その辺は要調節ですね。ベルトクリップもあるとよさそう。

千束ガバと並べてみました。ガバはこういうことができるので楽しいですね。

